“ひとり”より“誰か”と……。
つながるぬくもりに出会える場所。
「中途半端で良い」という意味だと考えて、ほっとするヒトがいます。
「途方にくれても良い」だと思って、心やすらぐヒトもいます。
「途良や」と書いて、「とらや」と読みます。
その当て字の意味はヒトそれぞれで良い、ひとりひとり違って良いと「途良や」は思います。
「途良や」の「途」は、「みち」とも読みます。
長い長い人生という「みち」のなかで、
でもあっという間に過ぎていく日々の暮らしのなかで、
孤独(ひとり)に疲れたら、生きづらさを抱えて悩んでいたら、
「途良や」にちょっと立ち寄ってみませんか。
そこは、誰でも気軽に集まれる場所。ふらりと立ち寄れる場所。
おしゃべりしたり、音楽を楽しんだり、ぼ~っとしたり、
好きなことをして思い思いに過ごせる場所。
他愛もない会話に、ギターが奏でるやわらかなリズムに、労わりの言葉やあたたかな眼差しに、
「またね」と手を振るしぐさに、ちょっと元気をもらえる場所。
「ひとりじゃないんだ」と思える場所。
あなたはあなたのままで、自分は自分のままで、「ここに居ていいんだ」と感じられる場所。
つながるぬくもりに出会える場所。そして、いつでも帰ってこられる場所。
中途半端で良いのです。
途方にくれても良いのです。
だって、みんな長い長い人生という「みち」の途中。
ときにはつまずいたり、迷ったりしながら歩いているのです。完璧なんてあり得ない。
がんばらなくてもいい。ちょっと回り道したっていい。立ち止まって振り返ってみるのもいい。
「途良や」は長い長い人生という「みち」を歩むあなたに寄り添い、
いつでも帰ってこられる「居場所」でありたい。
そう思って活動しています。
ミッション
だれも孤立しない地域をめざして、多様なカタチの居場所を模索・創出する。
活動内容
ヒトとのつながりを実感できる居場所を
いつもの日常のなかに……。
時代の変化とともにヒトとのつながりが希薄になっている現代では、悩みや生きづらさを周りに相談できず、物理的・心理的な孤立感を抱えている方が多くみられ、それがさまざまな社会問題にも発展しています。さらに、昨今のコロナ禍による影響は大きく、対面でヒトとつながることが困難になっている現状があります。
「途良や」は地域の街角に、人々の日常に、多様であり自然なカタチの居場所をつくっていくことで、心の孤立や生活の破綻などからの回復をサポート。必要に応じて地域資源や各種支援機関などとも連携を図りながら、地域からの孤立がなくなるような活動を行っています。
【 「途良や」の主な取り組み 】
①コミュニティフリースペース「途良やものがたり」
北上市内にて月1回(13:00~17:00)、対面による集いの場を提供しています。特別な場所ではなく、いつもの日常のなかにある「居場所」をめざして、あえて決まったプログラムは用意せず、おしゃべりしたり、音楽や読書を楽しんだり、ぼ~っとしたりと、参加される方が思い思いに過ごしながら、ヒトとのあたたかなつながりを実感できるひとときをみんなで育んでいます。(コロナの影響で現在は休止)
[対象者] 誰でも参加可能 [参加費] 無料
コロナ禍でも安心してヒトとのつながりを実感できる場所をめざし、ZOOMやLINEなどを活用してオンライン上での「居場所づくり」も行っています。現在はLINEのオープンチャットを使って開催中。2021年9月より、月1回から複数回の開催に。
[対象者] 誰でも参加可能 [参加費] 無料
▼途良やLINE公式アカウント
あの場所に行ってみたい。あんなことをやってみたい……。あなたが一番自分らしくいられる場所や好きなコトを楽しみながら、ひとりひとりのニーズに合わせた「居場所づくり」もできる範囲で対応しています。まずは、お気軽にご相談ください。
④メールやLINEでの相談にも対応
上記の活動のなかではもちろん、必要に応じてメールやLINEでの相談にも対応しています。参加者さんのなかにはメールでの個別相談から「途良やものがたり」や「ネッとらや」の取り組みに参加するようになり、ヒトとのつながりをひろげていった方も。
団体概要
団体名/ 任意団体「途良や」(とらや)
設立/2018年7月(岩手県北上市を拠点に活動)
代表/藤村千紗、木立千賀
◇「途良や」誕生から現在までを振り返る代表者インタビューはこちら!▶▶▶ はじまり
◇代表者インタビューは、北上市でがんばる仕事人を応援する「きたかみ仕事人図鑑」にも登場! そちらでは「ヒトとつながる」ことを大切にする二人の想いの原点に迫る! どうぞ、ご覧ください。 ▶▶▶ きたかみ仕事人図鑑の記事へ!